NikonFE フィルムカメラ 山口県 旅行記

【ツバキ】萩1泊2日【萩小町】

あうりん

あうりん

福岡在住。旅行と写真が趣味。
27歳のときに初めて島根を訪れて以降、山陰地方の魅力にハマりました。
使用機材はSONY α7Ⅲ、Nikon FE、GRⅢxです。
プロフィールはこちら→「どこか遠くへ行きたいと思った」

とうとう8月になってしまい、2023年の真夏がスタートしてしまった。つい先日まで寒さと末端冷え性のコンボで震えていたような気がするのに、今や確実に命を削りにきている猛暑と突き刺さるような紫外線との戦いを日々強いられている。時の流れは誰にも止められない。

そんな酷暑の中、今年3月に山口県萩市へ旅行したことを思い出したので今更ながら記事にする。

本旅行ではSONY α7ⅢのほかにフィルムカメラのNikonFEも持っていった。
車での旅行なら荷物の多さを気にすることなくカメラを持っていけるのが利点。

ついでに本記事のvlogも合わせてご覧ください。

萩の訪れたスポット

城下町と三角州の街

SONY α7Ⅲ,FE 24-105mm F4 G OSS,35mm,f/7.1,1/400sec,ISO100

萩市は山口県北部に位置する日本海に面した人口5万人の都市だ。

毛利輝元が萩城を築城したことで広がった城下町は現代でも街のシンボルとして残っている。

NikonFE,フィルム

 

そして萩といえば焼き物の萩焼も名物。優しい色合いが魅力的。

NikonFE,フィルム

 

また航空写真を見ればわかる通り、三角州に形成された都市としても有名なんだ。

三角州とは川の上流から運ばれてきた砂や石が長い年月を経て堆積したことでできた地形のこと。

地理的な側面と歴史的な側面の両方を楽しむことができる社会科大好きマンにとってはこの上ない街でもある。

僕は地理のほうが好きなので三角州に萌える。

絶品の萩ぷりん亭

萩城下町には信じられないほどおいしいプリンが食べられる店がある。

「萩ぷりん亭」

SONY α7Ⅲ,FE 24-105mm F4 G OSS,35mm,f/4,1/125sec,ISO1250

SONY α7Ⅲ,FE 24-105mm F4 G OSS,35mm,f/4,1/125sec,ISO1250

「なめらか」がスタンダードなプリンで、そのほか「いちご」「抹茶と黒豆」「萩夏みかん」「渚ぷりん」「生チョコ」があった。

口に含んだ瞬間「なめらか」と名付けられたのがわかるほど、とろとろのなめらかさを感じることができる。

カラメルまで達しなくともそのおいしさたるや、僕はこれ以上うまいプリンがこの世に存在するのか疑問に思うほどマジでうまい。

形容詞の感想は個人の主観に依るため、ぜひ一度実際に食べてみてほしい。おすすめ。

ちなみに僕は1泊2日旅行のうち2日連続で萩ぷりん亭に行ってプリンを食べた。

明神池

動画キャプチャ

明神池は元々海だったという。

太古の昔に地層が隆起し、更に笠山と本土の間に砂州ができたため陸地となった。ただ明神池の部分は窪んでいたため海水が取り残される形となり今に至る。

今でも地下では外海と繋がっているため、池と呼称するものの明神池には海の生き物が生息している。

動画キャプチャ

SONY α7Ⅲ,FE 24-105mm F4 G OSS,85mm,f/6.3,1/100sec,ISO100

風穴

明神池の奥を進むと風穴と呼ばれる岩場のスポットがある。

ここは岩の隙間から冷たい風が流れ込んでいて、辺りは外気温より10度も低いほどひんやりとしている。

天然のクーラーと言われるだけあって夏に来たらきっと最高に気持ちいいと思う。僕が来たときは3月だったので少し前の冬を思い出した。

SONY α7Ⅲ,FE 24-105mm F4 G OSS,35mm,f/4,1/60sec,ISO500

SONY α7Ⅲ,FE 24-105mm F4 G OSS,35mm,f/4,1/60sec,ISO320

笠山 椿群生林

ちょうど訪れた時期はツバキの見ごろで、明神池を超えた先にある笠山というちょっとした小高い山(と言っても火山)は県内でも有数の椿群生林なんだ。

SONY α7Ⅲ,FE 24-105mm F4 G OSS,85mm,f/5.6,1/60sec,ISO400

SONY α7Ⅲ,FE 24-105mm F4 G OSS,50mm,f/5.6,1/60sec,ISO500

萩しーまーと

萩市内で最も大きな道の駅である萩しーまーと。

ここでは大量の河津桜が見られる。夏に紹介してどうなんだという感じではあるけど、3月上旬に見ごろを迎えるためぜひタイミングが合えば訪れてほしい。

ちなみに僕は3月5日に行って満開だった。

NikonFE,フィルム

SONY α7Ⅲ,FE 24-105mm F4 G OSS,35mm,f/6.3,1/320sec,ISO100

ソメイヨシノよりもピンク色が濃い印象。

河津桜もまた美しい桜だ。

 旅館

夕景の宿 海のゆりかご 萩小町

今回泊まった宿は萩小町という旅館。

いつも国道191号線から益田方面へ上っているときに左側に大きな旅館が見えていて、その圧倒的な存在感が通るたびに印象に残り、いつか宿泊してみたいなぁと家族で話していた。

よく考えると新幹線や飛行機を使うわけではなく、隣の県でもあるから車で行けば交通費は安く済む。

というわけで「いつか」を消化するべく、今回宿泊することにした。一泊夕食、朝食付きで三人家族4万円ほどだった。

動画キャプチャ

NikonFE,フィルム

巨大なキッズルーム

萩小町に宿泊したかった最大の理由は巨大で充実したキッズルームがあるからなんだ。

子連れにはちょっとしたキッズルームがあるだけでもありがたいのに、その充実っぷりは他に類を見ない。

多少チョイスが古いような気もするけど子供にとっては関係ない。様々な種類のおもちゃがこれでもかと設置されており、無料で自由に遊べる。

動画キャプチャ

動画キャプチャ

動画キャプチャ

動画キャプチャ

夕景が美しい

宿のサブタイトルに「夕景の宿」と名付けらているだけあって夕焼けがとても美しい。

展望ルームで日本海に沈みゆく夕焼けを眺めることができる。ここもぜひ訪れてほしい。

NikonFE,フィルム

そのほか

アクセスは車が便利。

鉄道の場合は山陰本線越ケ浜駅が最寄りになるけど、公式サイトによると一つ手前の東萩駅から無料送迎を行っているらしい。

公式サイト
https://www.hagi-komachi.jp/

萩は楽しい

福岡の隣県とはいえ本州、それも山陰側となると遠出したなぁとしみじみ実感する。

萩城、城下町、三角州や砂州などなど、歴史、地理好きにもたまらないスポットが山口県萩市。

何度でも訪れ、そのたびに写真を撮りたくなる。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
あうりん

あうりん

福岡在住。旅行と写真が趣味。
27歳のときに初めて島根を訪れて以降、山陰地方の魅力にハマりました。
使用機材はSONY α7Ⅲ、Nikon FE、GRⅢxです。
プロフィールはこちら→「どこか遠くへ行きたいと思った」

-NikonFE, フィルムカメラ, 山口県, 旅行記